☆Harcourt Brace 社版☆

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学校や公共図書館用に、市販品と全く同じ判形(ハードカバー)・内容の廉価版を出版しています。横流しを防ぐためでしょう、派手な黄色の表紙に、市販品とは異なる絵が描かれています。これでは、一般書店では売れません。 黄色は義務教育過程の学校を表す色なのです。アメリカ全土で、スクールバスは黄色の塗装が施されており、一般車両は道を譲ることが厳しく義務づけられています。うっかり追い越しをかけたりしたら、逮捕されて(スクールバスの運転手に! スクールバスにはサイレンが備えつけられており、何か気に入らないことがあるとサイレンを鳴らして追いかけてきます。乗っている子供たちは大喜び)、ものすごい額の罰金を払わされる羽目になります。 表紙以外の内容は、市販品とまったく同じです。Editor's page に「M.2.59」とプリントナンバーが入っています。まったく同じプリントナンバーの品を私は所持しており、ベージュ色の表紙の背の最下端に「Reynal & Hitchcock」と印刷された、 Harcort Brace 初版本です。この図書館用版、表紙以外は疑いもなく「Harcort Brace 初版本」そのものです。表紙裏には図書館名と、1959年11月27日の日付が記入されています。(背に「J」とあるのは手書き文字。図書館で書き込まれた分類区画を表すと思われます。この珍しい品の売価はたった5ドルでした。これだから、インタネットの書店巡りは止められません。) |
| 時代は下って1976年。連綿と出版され続けています。図書館にはなくてはならない必須アイテムの一つだからでしょう。 |

| 図書館用特別版であることがはっきりと宣言されています。 |

貸し出し記録
| 返却期限を示すゴム印。全部が貸し出し記録だったとしても、10年間に13回。あまり人気があったとは言えないようですね。【実際は10回の貸し出しと思われます。最初の1976年9月29日は貸出票更新日でしょう。鉛筆書きで3名の人名がありますが、借り出し人とその貸出日とは考えられない期間なので、これは係員の名前と思われます。10年間で3人が交代したというわけです。残りの10回分が貸し出し記録と考えるのが順当でしょう。】 |
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