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通常の観光コースは、シェムレアプから出発します。いやでもアンコールワットの西入口に到着して、中に入ることになります。独り歩きでない限り、また西入り口に戻り、そこからアンコールトムに回ります。
現時点で観光が許されるのはそのふたつだけです。「道以外を歩かないでください」という注意は、「地雷があるかも知れませんから」という後半部が省かれているのです。ガイドなしの独り歩きは命にかかわります。

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有名なアンコールワット遺跡。ヒンドゥー寺院です。その昔、侵入者を防ぐためにワニが放し飼いにされていたという濠に囲まれた大寺院。方形の第3回廊を第2回廊が取り囲み、更にその外側を第1回廊が取り囲む構成になった大きな石造りの寺院です。 この写真は、前陣と第1回廊の間に広がる境内(私が訪れた時期には、なんと、その一部で牛が放牧されていました)の中間あたりから第1回廊およびその屋根越しに見える第3回廊の塔群を望んだものです。 サンテックスのお目当ては多分この寺院だったのでしょう。その頃はもっと荒れ果てていたはずです。 |

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各回廊の壁には、さまざまなレリーフがいっぱい彫られています。叙事詩やアンコールの歴史にまつわる光景もありますが、とりわけ目立つのが女性のレリーフ。 女神と天女があるらしいのですが、私には区別できません。これだけ群れているのは、女神ではなく天女でしょうか。 |
戦乱に翻弄され続けたカンボヂア。アンコール遺跡群は、まだそのほとんどがジャングルの中に放置され、風化が進んでいます。地雷の除去も捗っていません。
サンテックスが訪れた頃は、ジャングルはもっと鬱蒼と繁り、猿も沢山いたはずです(現在はいません。人間に食べ尽くされてしまったのです)。

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アンコールワット西入り口からアンコールトム南門までは、歩いても大して時間はかかりません(でも歩いては駄目です。中に入ってからが大変ですから)。立派な石橋で大きな濠を渡ります。橋の欄干は石造り。大蛇を綱に、綱引きをしている光景がご覧のような石像列で作られています。 正面の、仏顔塔を戴いた石造りの門が、アンコールトム南大門です。アンコールトムは堀と石垣に囲まれた寺院群で、小都市と呼んで良いほどの広大な敷地を有します。 |

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アンコールトムの中心に位置するのがバイヨン寺院。こちらは仏教寺院です。寺中心部の須弥壇に林立する巨大な四面仏顔塔で有名。 |