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| 著作権保護期間の延長問題を考える国民会議: 参考記事・著作権保護期間延長問題に関する各種情報 著作権保護期間の延長問題を考える国民会議:保護期間「延長派」「慎重派」それぞれのワケ リアルタイム世論調査:「著作権の保護期間は延長すべきか否か」調査結果 Hatena::Question:あなたは、著作権保護期間の延長に「賛成」ですか、「反対」ですか? |
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著作権法改定の動きが本格化してきました。政府のモチベーションがアメリカからの圧力にあることは明らかです。何事によらずアメリカの言いなりになる情けない政府のことですから、与党の絶対多数を頼みに、なりふり構わず法案を成立させることでしょう。 この馬鹿げた法案は何としてでも阻止しなければなりません。客観的な予測として成立は避けられないとしても、何の議論もなく易々と成立させるようなことがあってはなりません。政権を倒すほどの覚悟で、精一杯の抵抗をしなくては、20年後にまた再延長されることは目に見えているからです。 |
逆 提 案
2007年度国会に保護期間延長法案を上程することが本決まりになってきたようです。戦時加算を撤廃し、既に保護期間が過ぎた作品(Le Petit Prince はこれに相当します)に遡及適応はしない方針と伝えられますが、そのような末節の問題ではなく、根本的に「70年」という長期間にわたる過剰保護に反対します。「権利の塊」とまで呼ばれる著作権保護は、死後50年でも長すぎで、様々な不都合を引き起こしています。それを70年は論外というべきでしょう。
妥協案として、作者死後の保護期間は10年で充分と考えています。しかし、「遺族の生活を保護できる期間」という主張を最大限考慮して、「死後20年」を提案します。作者死亡時に配偶者が懐妊中であった子が成人するまでの期間です。 |
| 【因みにこの『ミニバラの種』、缶入りで¥368,土や鉢が付いたセットで¥609 のものが、絵付きの箱に入って『星の王子さま ミニバラセット』に変身すると¥1,575(いずれの価格も税込)になります。キャラクターによる「付加価値」と「ライセンス料」がどんな物か、お判りいただけることでしょう。『バラ』はミニチュアサイズ、白やピンクの一重咲きで、作品中に出て来る八重咲きの大きな赤い花とはまったく異なります。】 |
| 【内藤「星の王子さま」は名訳で、この作品が日本人の間で人気を博するのに大きな力を発揮しました。しかし、そのことと、内藤 濯 訳以外に日本語訳の公表が許されないこととは関係がありません。それどころか、岩波版の初訳発売日、それとは知らずに翻訳を進めて既に何章分もの原稿が完成しており、順次発表の手はずが整っていた堀口 大學 訳を闇へ葬ることになりました。堀口氏は翻訳続行を断念し、保護期間が終了した時点では既に亡くなっていましたから、堀口大學訳の Le Petit Prince 日本語版を私たちが読むことは、永久に望めなくなりました。翻訳著作権規定がなければ、もっと多くの日本語訳が巷にあふれ、原作のより正確な理解の助けとなって、愛読者数は更に増えたはずです。コンスエロや母マリーへの著作権収入も、もっと多くなったことでしょう。翻訳著作権は、岩波書店と内藤氏の独占的権益を保護し、それ以外の翻案を圧殺して、読者へもっと多くの情報を提供する手段を妨害する役割をしか果たさなかったのです。内藤訳は「名訳」の名に値するものでしたから、まだ救いがありました。もしこれが誤訳まみれの愚訳だったら、Le Petit Prince は著作権保護期間終了まで、陽の目を見ることなく埋もれざるを得ないのです。これでは原作者も読者も救われません。翻訳権は撤廃するべきです。それがなかったからといって、何の不都合も起きはしないのですから。】 |
サンテグジュペリ遺産 相続の実態
サン・テグジュペリの作品は、“Courrier Sud”“Vol de Nuit”“Terre des Homme”の主要三部作が現在でも売れ続けています。その三部作も顔色無いほど凄まじい売り上げを“Le Petit Prince”は誇ります。それによる著作権収入たるや、莫大な金額にのぼるはずです。
遺産はふたつの系列に分割されました。妻コンスエロと母マリーとです。
1972年2月2日、母マリーは亡くなりました。遺産は、サンテグジュペリ家を継いだ次女シモーヌが受け継いだか、その時点で存命であった娘二人(サンテックスの姉シモーヌと、ダゲー家に嫁いでいた末妹ガブリエル)が二分して相続したかのどちらかでしょう(後者であろうと思われますが、確認していません)。いずれにせよ、1978年にシモーヌ(独身で子はありません)が死去してサンテグジュペリ家は断絶し、母マリーが相続した遺産はガブリエルひとりの物になります。1986年、そのガブリエルも死去しました。ガブリエルの遺産【 Le Petit Prince は売れに売れ、遺産は莫大な収入源でした】は、子どもたちによって相続されることになったわけですが、ダゲー家は「サンテグジュペリ遺産相続人会」(SOCIETE POUR L'OEUVRE ET LA MEMOIRE D'ANTOINE DE SAINT-EXUPERY "SUCCESSION DE SAINT-EXUPERY-D'AGAY". Saint-Raphael)を立ち上げて、遺産を(事実上)ダゲー家全体のものにしました。(子がない以上当然のことですが)現在の相続人は、サンテックスの孫でも曾孫でもありません。
一方コンスエロは、1979年5月28日に死去しました。子どもはありません。本来ならばその遺産は、エル・サルバドールにいる彼女の親や兄弟姉妹に分配されるはずでした。しかし、彼女は遺言を残します。秘書兼運転手として彼女に仕えたマルチネス・フルクトゥオーソ氏に全財産を贈ったのです。(国によって異なりますが)法律で遺産の取り分が保証されているのは、配偶者と子だけです。この2者は、たとえ誰かに全財産を贈与すると遺言されても、自分の法定取り分を要求できます。それに反して、親や兄弟には、相続順位はあっても、無条件の権利はありません。配偶者や子のように、自分より相続順位上位者がいれば、遺言で贈与されない限り、相続を主張できないのです。コンスエロの場合、配偶者・子はおらず、全財産をフルクトゥオーソ氏に贈与するとの遺言を残されてしまいましたので、親・姉妹には1フランの遺産さえ渡らないことになりました。 ダゲー家の人々は、サンテックスの親戚ではありますが、「遺族」ではないことを強調しておきたいと思います。もちろん、フルクトゥオーソ氏は赤の他人です。 フランスでの保護期間*は死後70年、「祖国のために死んだ」延長分を加算すると合計120年間保護されて、終了するのは2064年です。この間、たとえば、サン・モーリス・ド・レマンスのサンテグジュペリ館(ダゲー家の横槍で所有権がもつれ、現在裁判中)は、仮に ALFA 3A が所有権を保持したとしても、ダゲー家(著作権と商標権を保有)やフルクトゥオーソ氏(著作権を保有。原画・その他を所持)のどちらかがが許可しなかったり、不当に高額なライセンス料を要求したりすれば、サンテックス作品群や彼の映像・画像等を展示することができず、サンテックス記念館として立ちゆかないという不都合に見舞われます。あまりにも強力な著作権・著作隣接権による保護は権利保持者を独裁者に仕立て上げ、文化活動の阻害要因として機能する例が珍しくありません。その一方で、上記「作品内容の尊厳 」に記したように、作品の品位を放り出して金銭収入に奔走するあさましい「相続者」も出現します。
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あさましき延長論者達よ!1)収入(特に、遺族の生活保障)確保、と 2)創作意欲を鼓舞する ことである。だが、ちょっと待って貰いたい。作者の「死後」50年を70年に延長することとこのふたつが、一体どのようにつながるというのか。 孫までの生活保障は作家の「権利」であるという馬鹿げた主張は、絶対に受け入れられない。どこの世界にそんな「権利」の例があるというのか。「『創作物』はうどんやそばとは違うのだ。俺様の作品を読むからには、孫の代まで生活の面倒を見るのは当たり前だ」という思い上がりには、ただゝゞ驚愕するほか無い。遺族の生活保障は「年金」や「生活保護」制度の受け持ち範囲であって、著作権とはまったく関係がない。遺産を残したいのであれば、生前にその蓄えを作るのが世の常識というものだろう。「死後50年」こそ撤廃されるべきなのだ。 <未完>
公開シンポジウムで三田誠広氏が「未亡人は、晩年に夫の著作権が切れ(収入の道を失っ)た」と誤って紹介した太宰 治 の夫人(作品中のモデルでもある)が亡くなったのは保護期間中で、課税遺産額が約9億4千万円であった。【言うまでもなく、庶民の感覚からすれば、とうてい「生きてゆくのに困る」状態とは考えられない。(蛇足ながら、上記は公開されている情報であって、プライバシーを暴露しているわけではない。)】 売れっ子作家の場合、死後の遺族の心配をする必要はないことを示している。 世に存在価値を問うべく発表される作品の圧倒的多数は、哀れなことに「売れない」グループに属するのが現実だ。創作者としての「インセンティブ」の第一義は、作品が世に受け入れられることだろう。収入は(受け入れられなければ収入にはつながらない)その次の問題だ。収入にならなくとも末永く残って欲しいのが、せめてもの願いではないのか。だとしたら、自らの首を絞めるような馬鹿なまねはするべきではない。
<未完> 自分の作品を愛しその内容に自信があるのならば、作品を慈しんでくれる人々と、死後もどのようにつながりを保ち続けるのかを考えるべきである。読者・視聴者あってこその作品なのに、賤しい我欲ばかりを募らせて、ことの本末を見ない者達に「創作」を標榜する資格などない。 |
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書きかけのままで放置状態ですが、拙稿 星の王子さま外伝 私見:商標登録/意匠登録の取り下げを要求します 三田誠広氏批判 もご参照ください。 |
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参考になりそうなウエブサイトリンク(の一部) |
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反対意見 青空の行方/なにゆえの著作権保護期間70年延長か 投稿:著作権延長反対運動展開に向けて [パブコメ提出運動] 著作権延長反対運動に向けて 著作権、著作隣接権の保護期間延長に反対 茶気抄 1人でも多くの意見提出を呼びかけるポータルサイト |
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中立/混在/単なる記録 「著作権の保護期間は延長すべきか否か」調査結果 文部科学省意見募集結果 (PDFのダウンロードになります。)延長反対が圧倒的多数。むしろ短縮を求める声も多数。 Copy & Copyright 複写と著作権 著作権問題を考える上で非常に役に立つサイト 図書館と著作権の掲示板 Library & Copyright "Copyright_Panel_in_Cultural_Council ネットワーク時代の著作権のあり方を考える クリエイティブ・コモンズと著作者の利益 |
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賛成意見 著作権トピックス (音楽図書館協議会) 学びネット(三田 誠広 氏) |