1990年、朝日新聞社主催/三越企画による「サンテグジュペリ/星の王子さま展」が催されました。残念なことに、田舎住まいの私はその事にまったく気づかず、観覧の機会を逸してしまいました。1984年にパリ国立古文書館が没後40年記念のアントワーヌ・サン・テグジュペリ展を開催したことがあり、その時の資料や展示内容を更に発展させる形で、日本向けにアレンジされたもののようです。
後援;フランス大使館,協力;フランス国立古文書館・エールフランス博物館・フランス航空宇宙博物館・ガリマール書店・サン=テグジュペリ友の会・モルガンライブラリー(N.Y.)・岩波書店、という豪華な顔ぶれです。
27.6×21.3×2.0 cm,ハードカバー 149 ページの立派なカタログは、フランス国立古文書館館長ジャン=ダニエル・パリゼ氏と学習院大学文学部教授山崎庸一郎氏の協同監修によるもの。しっかリした記事内容は単なる展示案内説明の枠を超え、豊富な写真類と相俟って資料価値の高いものです。



Gallimard 社初版(1945年)の表紙だというふれこみ。私が所有している1945年版とはまったく異なります。もしこれが本当ならば、特別装丁の限定版も発行されたか、さもなくば、この写真の品は誰かが私家表装した書斎本ということでしょう。【ハードカバー版の表紙を剥がして私家表装に変えることは、通常は行いません。】

1984年11月から1985年2月まで、フランス国立古文書館主催のサンテグジュペリ展が開かれました。カタログは161ページ、カラー写真こそありませんが写真をふんだんに使った立派な案内・説明書です。

入場券の半券。

タイトルページ

Le Petit Prince だけでなく『サンテグジュペリ展』ですから、盛沢山。出品点数は全部で625点。そのうち、Le Petit Prince に関するものはたったの7点、カタログのページ数にして2ページあまりに過ぎません。

2007年、TBS 主催星の王子さま展共通カタログ。