箱根 サンテグジュペリ

星の王子さまミュージアム

入口 ⇒ バラ園

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 1999年6月27日、オープン段階でのミュージアムの紹介です。しゃにむに工事を急いでオープンにこぎつけた様子がありありですから、いろいろな点が手直しされて行くことでしょう。1年以上経ったらまた書き直す、位のつもりで、差し当たっての現状報告です。

 一向に増設が進まないうちに、もう開園一周年が間近に迫ってきました。当初の予定を変更して、「オープン当時の様子を交えながら」の案内を書き続けることにします。
 書き渋っていた理由の一つは、写真が少なすぎたことなのです。プレオープンの日、1999年6月27日、箱根は雨でした。それも、お昼ごろから大荒れの天気。木々の大枝が吹き折られるのではないかと思うほどの嵐となり、横殴りの雨が一番激しいときは、視界が30メートルを切るほどでした。ヘッドライトをつけた車が雨のカーテンを突き破って現れると、まるで水中で潜水艇に出くわしたような気になったものです。
 そんなありさまでしたから、当日の写真だけでは園内の案内になりかねる状態だったのです。一カ月後に訪れたときも、やはり雨にたたられました。すべての建物の内部が一律に撮影禁止であると誤解していたことも、写真不足に拍車を掛けました。3度目の訪問でやっと屋外の写真が補充できましたので、なんとかミュージアムのイメージを思い描いて戴ける絵がそろいました。緩慢ではありますが、少しづつ増設して行きます。

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 実質的なオープンは1999年6月27日(日曜日)でした。グランドオープン(6月29日)前のプレオープニングが設けられていたのです。アンケートに応えたクラブ会員だけを特別招待という形でしたが、やって来た人を拒むことはしなかったように見受けました。(この柔軟性は評価してよいと思います。箱根くんだりまでやって来た人を追い返すことはありません。) 事実上のグランドオープンとなったわけです。

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ミュージアム外観

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 当日は朝から雨もよい。降るのか、あがるのか、気が揉めました。

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メインゲートには6月29日オープンを告げる字幕が。

 おもちゃの国から抜け出してきたような、こぢんまりとした洋館作り。赤茶色の屋根瓦は、プロバンス地方(南仏)からローヌ河沿いにリヨンあたりまでの、風土色豊かな特徴を映しています。
 中央に赤いパイロンが立つ誘導路は駐車場の出入口。
 雨合羽(という言葉がぴったりでした)に身を包んだ関係者が忙しく開園準備に走り回る中、ミュージアム内外ではまだ工事が続いていました。植え込みに土を入れたり、木や草花を植えたり。オレンジ色の防水作業服に身を包み、忙しく立ち働く人達が.....。


 雲の流れは速く、薄日がさしたり、また曇ったり。そして小雨の中、オープン直前に字幕が取り除かれ、扉が開かれました。入場開始まであと10分ほど。待ち遠しい!

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ゲート正面、広場の中央には B-612 と王子さま。

 開園を待つと思しき数人の人影が駐車場に群がっていたので行ってみました。

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駐車場から見たミュージアム全景。

 正面ゲート左側の駐車場入口から見たミュージアム。木立の向うに広場と B-612の噴水。B-612 の左奥に見える、青い服の男性が立っている2連アーチがエントランス。入ればチケット売り場と受付がある。その左側はグッズ売り場の「5億の鈴」、更に左がレストラン「プチプランス」。
 B-612 の右に見える赤い服の女性は、社長の鳥居明希子さん。心配そうにあちらこちらをチェックしていました。

9箇月後のミュージアム
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駐車場と正面ゲート

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B612 とエントランス

 チケット売り場で入場券を買って、右側の通路を奥まで進めば改札口です。

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改札ゲート


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地理学者通り

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 半券を受け取ってゲートを通過すると、そこは建物の外。「地理学者通り」です。出てすぐ左へ折れると、正面に牢獄のような鉄格子がはまったくぐり門があり、フランス庭園が覗かれます。錠がかかっていて、通り抜けはできません。

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牢獄門-1

 安っぽい騙し絵の塀に挟まれた、迷路のような通路。見るべきものはありません。(写真も撮らないままに通り抜けてしまいました。⇒3月に追加の写真撮影をしました。

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地理学者通り
晴天下でもこの息苦しさ。曇った日には陰鬱そのものです。

 地理学者通りを過ぎると、点灯夫の広場が見えてきます。

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地理学者通り終点

 雨に降られれば、逃げ場はありません。改札口へ戻るか、展示館まで走って逃げ込むか、ふたつにひとつの決断を迫られます。この位置からなら「戻る」方が正解。

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点灯夫の広場

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点灯夫の広場

 ミュージアムで一番のお勧めがこの広場。狭苦しくキッチュな通路を通ってきた後だけに、解放感があります。他の場所は、安っぽい芝居の描き割りのようで、いかにもニセモノ臭いのですが、この広場だけは特に際だった違和感を感じさせません。点灯夫をその地ゆかりのモニュマンか流下型の噴水に代えれば、フランスの田舎町でごく普通に見られる街角そのものです。プレオープンの日は、人影が少なかったのと小雨に濡れた後だったのとで、しっとりと落ち着いた雰囲気さえ漂っていました。

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点灯夫の広場
 建物側から振り返ってみた点灯夫の広場。天気が良ければ南仏の雰囲気。右奥のアーチが地理学者通り終点。


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コンスエロの薔薇園

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 点灯夫の広場を抜けると、石塀の上の左右にキツネとヒツジを従えて、正面に王子さまが立っています。(奥行感のある構図にするため、道路よりに移動して撮影してあります。実際は、広場を出ると正面奥に王子さまが立つ石塀があり、その前を左右に横切る形で通路と薔薇園があります。)

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コンスエロの薔薇園

 背後のフェンスには、長花期タイプの蔓薔薇が絡みつくことになるのでしょう。華やかさを演出するためには大・中輪のフロリバンダ系。花壇に花が無い季をカバーするのなら、花色は赤 ; クラシックなところでドルトムントかブレイズあるいはアメリカンピラーあたりでしょうか。花壇の赤を引き立てるためならば、花色は黄・白・薄紫のどれかになることでしょう。ゲート頭上アーチの花色との兼ね合いもあります。いづれにせよ、箱根の冬に耐えて花を保つかどうか心配です。

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冬枯れのコンスエロの薔薇園
心配していたとおり、冬は寂しい薔薇園になりました。

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