箱根 サンテグジュペリ

星の王子さまミュージアム

薔薇園の門 ⇒ 教会

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幸せの花嫁通り

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 些かの皮肉を込めて紹介すれば、このミュージアムの浮沈を担うコーナーが、薔薇園から教会までの一角(展示館入口もあります。念のため。)です。薔薇園の門からサンテグジュペリ教会までを、勝手に“幸せの花嫁通り”と名付けてしまいました。順路とは逆に、教会を先に紹介します。

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サンテグジュペリ教会
小さく可愛らしい教会。もちろん、結婚式を目当ての配置です。

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教会の入口
 頭上には子供が誕生するレリーフ(サン・モーリス・ド・レマンス教会の入り口破風のまがいもの)。天使が取り上げていますから、この子はイエスなのでしょう。
 内部正面、説教壇の上には星のステンドグラスが。

 内部は、参列者数人〜60人規模程度の簡素な式にぴったり。【6月27日段階では、まだ内装工事を続行中でした。7月末に再訪したときはベンチ(5〜6人用。全部で10脚)の配置が少し変わり、後ろの壁際に小さなオルガンが入っていました。現在は更に変化しているかも知れません。⇒オルガンは前に移動しました。】

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教会内部
両側の壁には星が描かれています。

 式を終えて広場に出れば、居合わせた観光客からの祝福も請け合いです。この教会、若い人々のあいだでは、きっと人気が出ることでしょう。箱根という不便な立地ですが、あまり大勢の人を呼びたくない事情がある場合には却って好都合かと思われます。

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ウワバミの小径
教会前の植え込みは「ゾウを呑んだウワバミ」の形。

 教会を出てすぐ、右手(写真では向かって左)の石塀の端に格子の柵扉があり、下へ降りる小径が続きます(まだ荒れていますが、そのうち整備されるでしょう⇒整備されました)。披露宴をハイランドホテルで行うのなら、早川に架かったこの小さな橋でホテルへ直行できる仕組みです。

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早川に架けられた橋
当初のイメージ図では、街灯の柱列を持ち、煉瓦かタイルで葺いたロマンチックな設計だったのですが.....。

天気が悪ければ、薔薇園の門または駐車場から車でホテルへ。

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薔薇園の門(実は名称不明)

道路から見たところ

 車道がバスベイ風に膨らんで、送迎の車を駐停できる作りになっています。通用門のように見えますが、この門の本当の目的は、サンテグジュペリ教会での結婚式のためと思われます。頭上のアーチには蔓薔薇が這わされることになるのでしょう。

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薔薇園の門をくぐれば.....。
 道路から門を入ってすぐ右手は「コンスエロの薔薇園」と「王子さま」のスタチュー。その正面(写真左側)は「点灯夫の広場」です。

 「教会」で式を挙げそのまま出発または移動するのなら、参列者や偶然居合わせた観光客の拍手を浴びながら、写真の奥に見える「王様通り」からこの「薔薇園」の傍らを通って「薔薇園の門」をくぐり抜け、車寄せで待っている車に乗って出発です。

結婚式第1号

 2000年1月22日、サンテグジュペリ教会第1号の結婚式が挙げられました。式終了後の出発コースは、上に予測したとおりの順路だったようです。

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王様通り

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 さて、順路へ戻りましょう。点灯夫の広場を出て左へ。なぜかパイプ製の中央分離柵で区切られているのが、王様通りです。(この様な鉄パイプ製の分離柵(手摺り)は、パリやリヨンの急な坂道に設けられた石段でよく見掛けます。平地に作られることはありません。多分、新婚カップルの通り道を予め確保するときに使うのではないかと思われます)。

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バラ園から見た王様通り
 順路左手の建物の壁面は、サンテックスが生まれた1900年代のリヨンの街を模したものだそうです。私は1900年代のリヨンを知りませんから論評する資格がないのですが、現代のリヨンと比較して、この部分は良くできていると思います。

 もちろん条件付きです。本当のリヨンの街を歩いたときの実在感はありません(だいいち、建物が低すぎます)。でも、それは当然のことでしょう。リヨンを訪れたことはなく、そしてこの後もおそらくその機会はないであろう人々に「リヨンの街の一角を切り出したら、こんな姿なんだよ」と示してみせる。それ以上のものは望めません。この異国の地に、たったこれだけの敷地と壁面で作り物を建てるとしたら、この程度にしかならないだろうという限界を視野に入れれば、合格点ということです。良くできている、と思います。

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