サンテックスの原画

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 Le Petit Prince の挿絵は水彩画ですが、サンテックスはその他にもペン画や単色水彩画を多く描いており、特にペン画は私信に書き添えた例が多く見られます。

AXEEXCAMBION

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 1984年7月6日、パリの骨董稀覯本専門業者がコンスエロから買い取り(といっても、コンスエロは1979年5月28日に死んでいます。遺産相続者が売ったのでしょう)、2002年になってニューヨークの同業者に転売したものです。1942年ごろ(ニューヨーク在住)の作品と見られています。
 (例によって、真贋問題は解決法がありません。)


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透かしは Macadam Bond 紙。


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 手錠を掛けられたようにも見える人物の絵。唇の描き方から見て女性でしょう。この女性の名前なのでしょうか、「AXEEXCAMBIOn」と意味不明の文字が書き込まれています。
 タバコの焼け焦げはサンテックス本人が犯人でしょう。セロファンテープの糊と思しき黄色の跡があります。コンスエロは大事にしていたでしょうし、その後もずっと専門業者の手にあったものですから、全体としては、60年という古さを感じさせない、非常に良い保存状態です。


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 紙の裏側にもいたずら書きのような絵が散らばっています。
 点を放物線状に連ねた絵は、流線型の弾頭または飛行機の先端部のように見えます。流体力学に関する特許申請のアイデアをメモしたものでしょうか。


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 焼け焦げの部分を90度回転させたものです。列点で描かれたものの頭部なのでしょうが、こうしてみると「キツネ」の顔に見えませんか?

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 そう思うと、「ウサギの耳を付けたヘルメット」のようなこの絵も、「キツネのほこら」に見えてしまいます。

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似顔絵と電話番号メモ

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これもコンスエロの保管品だったようです。

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 ニューヨーク市内の電話番号だそうです。だとすれば、スケッチは電話の持ち主の似顔絵でしょう。

 トップの記号の様なものは PL と読めないこともありませんが、よくわかりません。( IL ならばイリノイ州の略号ですが、キャップ模様が意味不明になります。)


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透かしは Fidelity Onion Skin 紙。"Esleeck" が Esleeck Paper Co.
なのか、Esleeck Manufacturing Co. なのかは不明。       

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