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セーヌに浮かぶシテ島の上流端近くににノートル・ダム・ド・パリは建っています。 |
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白夜の季節ともなれば、随分遅くまで明るいのです。パリの緯度を東京とあまり変らないような気分になっている人が多いのですが、とんでもない。一度地図を出して確認してください。あなたの世界地図がいかに歪んでいるか、思い知ることでしょう。 夕暮れ近くともなれば、残照を正面から浴びて赤く燃え立つカテドラルを見ることができます。パリは平野の真ん中にある都市、地平線から地面をはうようにして差し込む夕陽の光があたりを包む一瞬があるのです。 |
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日が暮れるとライトアップが始まります。パリの夜はこれからが本番。 |
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シテ島とサン・ルイ島に架かる橋の上で、我がもの顔に車道を占拠して、ちびっこ達が遊んでいました。 |
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突如ちびっこ達が駆け出しました。その行き先には乗用車が1台。見る見るうちに車を取り囲みます。 |
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口々に何かわめきながらみんなで車を押し戻そうとします。「オーイ、みんな来て!」と応援を呼び集める女の子も。背後にシルエットとなって見えているのはノートル・ダム・ド・パリ。 この日この橋は車両通行止めだったのでしょうか。それとも勝手に「解放区ごっこ」を始めたのでしょうか。結局この車は退散しました。 遊び場を守り抜いたちびっこ達は「やった!」と小躍りして歓声を上げ、また、もとの遊びに戻って行きます。パリのガキどもは理屈っぽくて、物怖じしないのです。 |
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シテ島あたりのセーヌ右岸には花屋さんやペットショップが軒を並べ、日曜日にはシテ島にも花市が立ちます。 ペットショップには、世界中から集められた大小の鳥,ワニ,亀,ヘビ,トカゲ,カエル,イモリ,サンショウウオ、....。熱帯魚や金魚もいます。足の皮膚が鮮やかな黄色をした大きなコウモリは、ここで見たのが最初で最後になりました。あれは一体、どこの国から来たコウモリさんだったのでしょうか。 |