潮 溜 り

サンテックスと
そのゆかりある人々が生きた時代

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サンテックス最後(?)の女性
救急車女性運転手

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 1943年、サンテックスは北アフリカに到着しました。その、オランからアルジェまでの列車中で、一人の女性と出会います。フランス陸軍の士官で赤十字救急車の運転手、フランス東部出身、23歳の人妻でした。女癖の悪さでは人後に落ちないサンテックス(43歳)は、例によって手紙を書きます。
 彼が清純な軍人生活を送ったなどとは誰一人思ってはいませんが、北アフリカで新しく言い寄った女性がいたことは、長らく知られていませんでした。2007年になって、有名な Sotheby's の競売に手紙(11通)が現れ、22万8千250ユーロで落札されたのです。早速、未知の女性への手紙(ガリマール社・2008.09.18 出版)として出版され、手紙の内容がおおやけになってしまいました。

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身 分 証 明 書

 雑誌 LiRE 別冊9号(2009年。サンテックス特集号)に、Jérôme Dupuis 氏執筆の、“Terre des femmes.” と題する4ページものの記事があります。【そこに挙げられているのは計(/僅かに)6人、ルイーズ, コンスエロ, ネリー, シルビア, ナタリー, そして、実名を明かさず Madam X として、サンテックス最後(?*の女性:既婚の救急車女性運転手/フランス陸軍女性士官のエピソードが述べられています(左欄)。】

 * 「現在判明している限り」の条件付きです。死出の旅路出発「最後の一夜」をどこで、どのように過ごしたのかも判明していない有様ですから、この後、何人バレようと、誰も驚きはしません。


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