サンテックスは、大空を駆けめぐった鳥人でした。その足跡は地球の半分を覆うほどです。インタネットのブラウザを魔法の絨毯にして、彼が訪れたゆかりの地への疑似旅行にお連れしましょう。
とはいえ、例によって言い訳から始めなければなりません。
私は、サンテックスの跡を慕って旅行したわけではありません。「星の王子さま」のファンではありましたが、サンテグジュペリの奉信者ではなかったのです。作品は作品、作者は作者。若い頃の私は作者に興味を持ちませんでした。したがって、これからご紹介する土地の写真は、私が旅行した土地のうち、偶然サンテックスの行動先と一致したものを選び出したに過ぎません。サンテックスを意識していませんから、特に尋ね宛てて撮った写真は(最近のものを除いては)ありません。単なる観光旅行のつもりで眺めて戴ければ幸いです。
画質がよくありません。理由はふたつあります。
各地はどんどんその姿を変えています。サンテックスが生きた時代を偲ぶために、できるだけ古い情景を(といっても、1970年代以降に過ぎませんが)お目にかけるつもりです。その代わり、色やピントがおかしくなっているのは御容赦下さい。パリ・モスクワ・マドリッド・リスボン等の撮影に使ったカメラは、その当時(1973年)既に生産停止になって久しいニコンSP。35mm 広角レンズと 105mm 望遠レンズのコンビネーションで撮った骨董的写真なのです。10年も経つと変色して、画面に紫色の煙が掛かってきます。写真原版そのものが耐用年数を過ぎていますから、画質の悪化は避けられません。

愛用した Nikon SP と Nikon F。
それでは、よい旅を! 【順次増設します】
リヨン へ。
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